フィリピンのサマール島に暮らす17歳のイバンは、弟と妹をかわいがる、やさしいお兄さんです。
イバンは生後1ヶ月検診で、医師から「心音に雑音がある」と診断され、専門病院での精密検査の結果、先天的に心室に穴が空いていると告げられました。
しかし、米作りから得る両親の収入では、家族が食べるだけで精一杯。定期的に病院に通う余裕はありませんでした。
イバンが10歳になった時、スポンサーシップ・プログラムに参加できることになり、転機が訪れました。
それからは教育、栄養改善、医療のサービスを受ける事ができました。
しかしながら、心臓の不具合がイバンを弱らせ、やせ細っていきました。15歳になって受けた再検診で、ついに医師から、「手術をしないと長く生きることは出来ない」と宣告されてしまいました。
イバンのスポンサーになってくださったのは、大学時代からの友だち4人のグループでした。
スポンサーはイバンの状況を理解し、手紙のやり取りを通してイバンを励まし、支えてくださいました。
イバンにとっても、自分を支えてくれるスポンサーが、海を越えた遠い場所にいることが大きな励みになり、「元気になって家族を支えたい!」という夢を持って手術を決意することができました。
家族や友人、なによりスポンサーの方からの温かい祈りに支えられ、心臓専門病院で4時間以上に及ぶ手術は成功しました。麻酔からさめたイバンは「新しい命をもらった気分だよ」と両親に真っ先に伝えました。
イバンは今年、ハイスクールを卒業し、スポンサーの支援から自立することになりました。新しい命を大切に、夢への第一歩を踏み出すことになります。
長年支えてくださったスポンサーに、イバンは心から感謝しています。
「スポンサーの皆さん、本当にありがとう!」
イバンのスポンサーは、どのような気持ちでイバンを支えてくれていたのでしょうか?
「私たちは大学時代のクラスメートです。それぞれ子育てをしていくなかで、日本の子どもたちは良い環境の中で教育を受ける事が出来、幸せだと思いました。教育を受けられる喜びを、発展途上の国の子どもたちにも味わって欲しいと思い、又、私たちの旧交を温め続けたいという思いもあり、グループでスポンサーになりました。イバンと出会うことができ、彼が心臓の手術を乗り越えて元気になってくれて、本当に嬉しいです。ハイスクール卒業後も身体に十分注意し、夢の実現のために努力してほしいと思っています。イバンのように、海を越えた国で子どもたちが元気に成長してくれています。同じ考えを持つ仲間と僅かながら支援出来ていることが、とても嬉しいです。」
遠くにいても、直接会うことができなくても、自分のことを気にかけ、支援してくれるスポンサーの存在は、
夢を追い続ける機会を子どもにもたらすことができます。
フィリピンで、ネパールで、スリランカで、イバンのような多くの子どもたちが、あなたからのご支援を待っています。
今すぐ、スポンサーになって、貧しさに苦しむ子どもに夢を追い続ける機会をください。
スポンサーシップ・プログラムは月々4,000円(1日130円)のご寄付をいただき、日本の支援者が現地の子どものひとりを学校へ通えるよう支援するという一対一のつながりを大切にしていくプログラムです。
スポンサーの皆様はチャイルドとの手紙によって交流し、子どもの成長を見守っていくことで支援を実感することができます。



