
活動地域:ミンダナオ島、北サンボアンガ州
支援チャイルド数:250名
支援開始年:2006年
支援の背景
このセンターは、チャイルド・ファンド・ジャパンがフィリピン・ミンダナオ島北西部にあるディポログ市に開いた、最も新しいセンターです。2006年の設立から4年が経ち、当初100名だったチャイルドの数は、間もなく250名になろうとしています。
地域は平野の農村地帯で、トウモロコシ、米作、ココナッツが主な生産物です。ほとんどが小作人か不定期雇用の農業労働者として働いており、収入は低く、国が定めるひと月あたりの最低生活費12,500ペソ(1ペソ≒2円)を大きく下回ります。センター開設により親たちが住民組織を立ち上げるなど自立に向かって歩み始め、2011年春には初めてハイスクール卒業生を送り出しました。課題は多いですが、今後も子どもを中心の生活改善プログラムを組み立てて活動を行います。
活動報告
■チャイルドの支援

「サマーキャンプ」
今年度の活動テーマは、自分の周囲の環境に意識を向けることです。4月17日、サマーキャンプが開催され、ハイスクール生を中心にセンター全体の75%のチャイルドが参加しました。気候変化と川の汚染についての講演やワークショップの後で、チャイルドたちは、地域の道路清掃活動と、近くの川沿いで植林活動をしました。サマーキャンプに参加したチャイルドたちからは、「環境問題についてよくわかった」「身近な方法で自然の保護、保全、維持に貢献することができた」という声が聞かれました。

「職業訓練講習」
ハイスクール卒業生が携帯電話やオートバイのエンジン修理などの技術を身につけられるよう、15日間の職業訓練講習を行ないました。講習は二回実施し、ひとつは卒業したチャイルドを対象、もうひとつは学校を続けられなかった地域の若者たちを対象としました。参加者27人全員が講習を修了し、技術教育技能開発庁(TESDA)から資格証明書が交付されました。センターはTESDAからの講師派遣も仲介しました。
■家族への支援

「健康診断・歯科検診」
地域の人々が医療サービスを受けられるように、健康診断・歯科検診プログラムを実施しました。健康診断と歯科検診は別々の日に実施され、チャイルドと家族のほか、地域の人々も含めて300人近くが受診しました。健康診断と栄養状態のチェック、抜歯や歯科検診、薬やビタミン剤の支給などが行なわれました。右の写真は、チャイルドたちが歯科医から歯みがき講習を受けている様子です。
■地域への支援

「組織運営のためのトレーニング」
主にチャイルドの親たちから成る協同組合の組織強化のため、3日間の研修会を実施しました。トレーニングには組合の理事、委員会役員、運営スタッフが参加しました。トレーニング終了後、参加者たちは年度の第一四半期の運営計画を策定することができました。
「年次総会」
前年度に登録証明書が交付された組合にとって、第2回の年次総会となりました。役員から組合の事業報告と事業計画の発表がありました。昨年度は、数年間かけて準備してきた「小規模事業への貸付事業」を開始できたことが、特筆すべき成果です。

スポンサーの皆様が惜しみないご支援を続けてくださっているおかげで、センターの活動は順調に進められています。チャイルドとのその家族への皆様のご支援に、私たちセンター一同から今一度、心からの感謝を申しあげます。
本当にありがとうございます。
センター長
フェルナンド ブエンサリダ
これらの活動は、スポンサー(里親)からお預かりしている支援金(スポンサー寄付金)によって行われております。









