
活動地域:プッタラム県
支援チャイルド数:500名
支援開始年:2006年
支援の背景
地域住民の多くが漁業で生計を立てており、その他、畜産、農業に携わる人々もいます。父親の多くは季節労働者としてスリランカ北部・東部へ出かけ、支援家族の約1割は母親も出稼ぎにでているチャイルドたちの生活は厳しい状況にあります。ベースライン調査の結果、地域は学校の中退、児童労働、児童婚、栄養不良、高い障害率といった問題を抱えていることがわかりました。住居は頑丈なものではなく、学校の設備や教員の数も十分ではありません。また、就職の機会も限られたものとなっています。
活動報告
■チャイルドの支援

「健康と幼児教育」
チャイルドたちの健全な成長を目指して、保育所と保健センターの新設、既存の保育所の設備の修繕、保育所の園庭に遊具を設置しました。また、保育所へ絵本や遊具などの教材の支給と、教員の育成などの事業にも取り組みました。さらに、親たちを対象に、家庭菜園で栄養化の高い野菜の栽培セミナーや、栄養化の高い食品の支給なども実施しました。

「学校教育と自己啓発」
子どもたちが安心して学校へ通えるように、小学校のトイレ増設、校庭の遊具の建設、また小学校1年生~5年生のチャイルドを対象にした英語を楽しく学ぶための学習プログラムなどが行われました。
文化交流イベントが行われ、さまざまな文化的、宗教的背景を持つチャイルドたちが、ダンスを通じてお互いの文化を理解する機会をもつことができました。

理科や科学についての知識や知的好奇心を育むため、G.C.E.Oレベル(*1)の受験を控えたチャイルドたちのために、プラネタリウム見学が行われました。チャイルドたちは、生まれて初めて見るプラネタリウムを楽しみ、天空の世界の知識を広げることができました。
*1: 国の行う統一試験で、16歳のときにOrdinary Level、18歳のときにAdvanced Levelを受験します。(イギリスの教育制度を踏襲)

「職業ガイダンスと技術訓練」
グループでひとつの目標のために協力し、団結力を高める意識を育むため、対象年齢のチャイルドたちにスポーツ大会と人形劇のセミナーを開催しました。スポーツ大会では、準備段階からリーダーの育成研修を踏まえて、チームワークを学ぶため、リレーなどの競技が行われました。

人形劇のセミナーではチャイルドたちはチームごとに人形作りを行い、最後には作成した人形を使って劇を行いました。チームで1つのことを作り上げ、協力することを学び、絆を強めることができました。
チャイルド・ファンド・ジャパンが2007年に支援を開始したムンダラマ・チャイルド・デベロップメント・プログラムは、地域住民11名からなる運営委員会が中心となり、チャイルド・ファンド・スリランカの指導のもと活動しています。チャイルド・ファンド・スリランカでは、 (1)保健・衛生・栄養 (2)教育 (3)乳幼児のケアと教育 (4)子どもの保護 (5)収入向上に焦点を当てた事業をおこなっています。乳児から青年までのチャイルドたちを年齢別にグループ化し、年齢に応じ重点分野の支援を行っています。
2009年度は、 (1)「健康と幼児教育」(対象年齢0~5歳) (2)「学校教育と自己啓発」(対象年齢6~11歳・12歳~17歳) (3)「職業ガイダンスと技術訓練」(対象年齢18歳~24歳)の3点を重点課題として取り組みました。
これらの活動は、スポンサー(里親)からお預かりしている支援金(スポンサー寄付金)によって行われております。









