夏募金にご協力ください!

2010年6月28日

マラリアで亡くなった双子の子どもについて語るアトリさん(左)とその家族
マラリアで亡くなった双子の子どもについて語る
アトリさん(左)とその家族

僻地に育つ命
パラワン族の子どもたちに届ける健康と教育!

  ~マラリアが奪った子どもの命、
       マラリアから救われた子どもの命~


10年前、まだ「パラワン族生活改善事業」が始まっていなかった頃、山深いイピリアン村に住むアトリさんは、高熱が続く生後8ヶ月の双子の我が子を前にして、なすすべもなく途方にくれていました。「朝になって一人が、もう一人もその日の午後に亡くなりました。マラリアだろうと思いましたが、何もできないことがとても辛かったです。



パラワン族のアトリさんは、小さい頃から父親に連れられて焼き畑農業で山を転々と移動して生活していました。そのため、学校へ行くことも無く、マラリアへの対応方法も知りませんでした。町の病院へ行っても、字が読めないパラワン族の人は、いつも冷たい対応しか受けなかったと言います。

しかし3年前、アトリさんの末娘エミリーが同じマラリアにかかったときは違いました。支援事業が行った研修で、マラリアについての知識や対処法を学んだ保健ボランティアがこの村にいたからです。

同じパラワン族で、言葉もわかり気心の知れた保健ボランティアは、エミリーの様子からすぐに重いマラリアと判断し、ただちに彼女を町の病院へ運びました。マラリアについての知識を持つ保健ボランティアに対しては、病院の対応も協力的でした。輸血に必要な血液を、すぐに無料で手配してくれました。入院費が払えない患者は入院を拒否されることもありますが、薬代と入院費は、支援事業から補助されました。こうして大事に至ることなく、エミリーは健康を取り戻しました。「保健ボランティアがいなければ、エミリーも双子のときと同じように命を落としていたでしょう。」と、アトリさんは感慨深く昔を振り返ります。


しかし、パラワン族の現状を見れば、エミリーのように健康を取り戻した例はわずかです。この地域の山村では、今もたくさんの子どもたちがマラリアの脅威にさらされて、支援を待っています。

ご支援のお申込はこちら

~子どもたちの命を守り、教育を支えるための支援を~
パラワン族の人々は、マラリア、栄養不良、未就学、貧困、安全な水を得る困難さなど、自分たちだけでは解決できない多くの問題を抱えています。健康を守るにも、教育を受けるにも大きなハンディを負ってきた彼らですが、過去6年間のこの事業の支援を通して、一歩ずつそのハンディを克服しながら生きる道を歩んでいます。
パラワン族の人々の明日を築く働きを、どうぞご支援ください。

ご支援のお申込はこちら

ページ上部へ戻る

POWERED BY GMO INTERNET GROUP
当サイトは、GMOインターネットグループのご協力のもと運営されています。