活動内容・国

ネパール/センター紹介

Nepal

60エデュケーション・フォー・ホープ

活動地域 ラメチャップ郡
支援開始年 2010年
センター運営団体 RBPW(ラメチャップ・ビジネス&プロフェッショナル・ウィメン)

支援地域の状況

ラメチャップ郡は、首都カトマンズの東75 kmに位置し、人口は約23万人です。
ネパール政府による開発指標では、ネパール全75郡のうち56位に位置し、開発が遅れています。電気の普及率は7%で、多くの家庭では灯油や太陽光充電式ランプを使っています。炊事は薪で行い、飲み水は公共の上水道や水場から汲んできます。支援地域でトイレのある世帯は3割程度です。
地域の住民の大半は農業に従事し、とうもろこし、豆類、菜種、野菜などを栽培しています。丘陵地で灌漑されていない痩せた農地がほとんどで、収穫量は限られています。農作物や日雇い労働からの収入では、年間で6ヵ月程度の食糧しか確保できない世帯がほとんどで、近所や親戚からの借金、出稼ぎによって食糧の不足をまかなっています。

子どもの教育状況

ネパールの初等・中等教育は、小学校(1~5年生)、前期中学校(6~8年生)、中期中学校(9~10年生)、後期中学校(11~12年生)から成ります。
学費と教科書は前期中学校まで無償ですが、文房具や制服などは自己負担で、これらが買えないため学校に通わなくなる子どもたちがいます。また、文化・社会的な差別や根強い女性軽視など、弱い立場に置かれた子どもたちは教育の機会を奪われています。
公立校では、保護者や教師、行政からなる学校運営委員会が学校運営計画を策定し、実施することになっています。しかし実際には、運営委員会がほとんど機能していないという問題があります。
支援地域にある学校の半数近くは、3年生以下の学年しかありません。
16歳以上の約半数は読み書きができず、前期中学校以上を修了した人は約2割です。
今まで一度も学校に通ったことのない子どもが約1割おり、お茶屋などで働いています。保護者の多くは、子どもには12年生までの教育を受けさせたいと望んでいますが、小学校を卒業していない保護者の中には、「自分と同じような人生を送るのだろう」と、諦めてしまっている人もいます。

センターの取り組み

チャイルドが安心して中期中学校(10年生まで)を修了できるよう、以下のプログラムを支援します。
 ・文房具や制服、かばんなどの支給
 ・習熟度の低い子どもに対する補習授業
 ・学校運営委員会が児童の就学状況を把握し、政府による奨学金が貧困層や女子など就学が困難な子どもたちに公平に分配されるよう支援
 ・保護者や住民の子どもへの教育についての意識の向上
 ・最貧困層の家庭を対象に収入向上プログラム
 ・子ども、家族の病気や事故などの緊急時の特別支援