活動内容・国

スリランカ/センター紹介

Srilanka

4231ティー・プランテーション・エリア

活動地域 ヌワラエリヤ県
支援開始年 2005年1月(チャイルド・ファンド・ジャパンとして2009年4月~)

支援地域の状況

ティー・プランテーション・エリアは、スリランカ中部の緑豊かな高原地帯に位置するヌワラエリヤ県で活動を実施しています。標高約1,800メートルに位置するヌワラエリヤは年間の平均気温が約16度で、他の地域よりもはるかに涼しい気候です。
ヌワラエリヤには労働集約的な紅茶の大農園(プランテーション)が広がり、チャイルドの親の多くもプランテーションで長時間、低賃金で働いています。プランテーション労働者は、地主の土地に建てられた狭い長屋に複数の世帯で暮らしています。トイレがある家庭は約30%にとどまります。
チャイルドと家族の多くは栄養不良です。昼夜の気温差が大きい気候から、下痢や呼吸器系の病気に罹りやすいことも大きな問題です。安全な飲み水も不足しています。

子どもの教育状況

スリランカの教育制度は初等教育(1~5年生)、前期中等教育(6~11年生)、後期中等教育(12-13年生;全国統一試験であるO〈オー〉レベル受験のための準備期間)から成ります。Oレベルの合格者だけが高校に進学し、さらに高校2年間は、大学進学資格となるAレベルを受験するための準備期間です。
小学校に入学した生徒のうちOレベルに進む生徒は70%、Oレベル合格者のうち高校に進む生徒は36%です。大学進学は受験者の1割程度となっています。

センターの取り組み

教育:
学校や、プレスクール(就学前の子どもを対象にした保育・教育機関)の教育環境を整備しています。チャイルドには制服や学用品の支給、補習授業参加への支援を行っています。読み書きができない大人向けの識字教室を行っています。
健康:
予防接種や妊産婦の健診を実施できるよう、保健所の整備を支援しています。コストのかからない栄養豊富な食事の調理実習や家庭菜園づくりを行っています。
衛生/環境:
トイレ建設のための資材を家庭に支援し、衛生教育を行っています。安全な水を入手できるよう井戸の建設を支援し、住環境を改善するため、戸建ての家を建てています。
収入向上:
家庭の収入向上と自立を目指し、家畜の肥育などの支援を行っています。
地域の人々の能力向上(エンパワメント):
地域の人々が子どもたちの健やかな成長を守れるよう、協同組合などの組織の強化をおこない、行政への働きかけができるようになることを目指しています。