すべての子どもに開かれた未来を。
私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、
1975年から、クレアのような
アジアの子どもたちを支える活動をしています。
その活動は、スポンサーシップ・プログラムによって
支えられています。
あなたの支援が、子どもたちの未来を
切り開きます。

スポンサーシップ・プログラムでは、教育や保健・栄養などの面から子どもを支えています。

無事に退院したクレアですが、衰弱した体は完全に回復したわけではなく、協力センターは継続的に栄養食を提供する、補食プログラムを実施しました。その効果もあり、クレアは徐々に体力を取り戻し、再び学校に通えるようになりました。

スポンサーシップ・プログラムでは、今回のクレアのように通常のプログラムでは対応できない場合には、特別な医療支援を提供しています。子どもが置かれている状況に応じて一人ひとりに必要な支援を行うことも、スポンサーシップ・プログラムの特長の一つです。

スポンサーシップ・プログラムのおかげで学校に。しかしまた新たな問題が。

クレアは母親のピンキーさんと、妹と2人の弟の5人で生活しています。父親は数年前に、より多くの収入を得られる仕事を求めて首都のマニラへ出稼ぎに行きました。しばらくは仕送りがありましたが、徐々に減り、最後には連絡も途絶えてしまいました。

それからはピンキーさんが一人で家計を支えていました。しかし収入は少なく、家族は厳しい生活を強いられていました。経済的な問題に加え、きょうだいの中で一番上のクレアは家事を手伝ったり、妹や弟の世話をすることも多く、小学校には、入学しても通うことができませんでした。

スポンサーシップ・プログラムのおかげで学校に。しかしまた新たな問題が。

そこでピンキーさんはチャイルド・ファンド・ジャパンの支援に申し込み、クレアはスポンサーシップ・プログラムの支援を受けることになりました。学用品などが支給され、学年が1つ遅れてしまいましたが、学校に通うことができるようになりました。

家族5人が暮らす家は一間しかなく、竹とニッパやしでできた質素なつくりです。電気がなく、夜は灯油ランプを使っています。水道もありません。水は近くの小川の「水汲み場」から汲んできます。しかし、この水が、クレアに深刻な事態をもたらすことになりました。

感染症にかかり、命の危険にさらされてしまったクレア。

ある日の朝クレアは、からだ全体に痛みがあり、熱もありました。ピンキーさんはクレアに学校を休ませ、様子を見ることにしましたが、数日経っても症状は良くなりません。地域の診療所に連れて行きたくても、治療費を支払う余裕がありません。

1週間経っても良くならないので診療所に連れて行くと、クレアは危険な感染症に罹っていました。普段飲んでいる水汲み場の水から感染してしまったようでした。発症から1週間経っていたこともあり、危機的な状態になっていました。医者は、このままではクレアの命が危ないことを告げました。

クレアが死んでしまうのではないかという恐怖に襲われた母親のピンキーさん。

ピンキーさんは、クレアが死んでしまうのではないかという恐怖に襲われました。今すぐクレアを総合病院に連れて行きたい。しかし、総合病院の医療費を捻出するお金の余裕はありません。貧しさは、緊急の時にこそ、人々を激しく苦しめます。

ピンキーさんは泣きながらチャイルド・ファンド・ジャパンの協力センターに電話して相談しました。協力センターはクレアの医療費を支援することをすぐに決めました。センタースタッフ2人が付き添い、クレアは総合病院に移りました。そして適切な治療を受け、一命を取りとめることができました。

今もまだ、支援を必要としている子どもたちがいます。

フィリピンの貧しい農村に住むリヤンは、小学校4年生。リヤンの家庭は、この貧しい地域でも、特に厳しい生活を強いられています。食べるだけで精一杯の生活では、両親が子どもたちの教育にまわせるお金はごくわずか。「学校の先生になって、子どもたちに読み書きを教えてあげたい」と話すリヤンですが、小学校を卒業することができるかは分かりません。

後発開発途上国と呼ばれる国々では、小学校に入学した児童が最終学年まで残る割合はわずか55%です*。小学校を卒業しても、中等教育に進学できない子どもも多く、フィリピンの中等教育純就学率は、6割ほどです。私たちが活動するネパールの地域の1つでは人口の約8割が貧困層に属しており、4割の親は小学校を卒業しておらず、3割の親は読み書きができません。
*データ出所:ユニセフ 世界子供白書2015

Sponsorship Program

スポンサーシップ・プログラムに申し込む

クレジットカード、銀行からの自動引落、郵便局、コンビニでのお支払いなどで、ご送金いただけます。

スポンサーシップ・プログラムでの活動

スポンサーシップ・プログラムは、一対一で、ひとりの子どもとつながり、成長を支える「里親」的な支援です。

「手紙」と「成長記録」で成長を実感できます。

チャイルドと「手紙」の交流ができ、やり取りを通して成長を実感できます。

チャイルドと手紙のやりとりができます。また、フィリピンとネパールのチャイルドからは1年に1回、季節のカードが届きます。

年に一度「成長記録」が届き、成長を見守ることができます。

成長記録には、一年の成長の様子などが書かれており、チャイルドの成長を見守ることで、支援の成果を実感することができます。

また、スポンサーシップ・プログラムにお申込みいただくと、以下が届きます。

最初に届くもの

・プロフィール
・スポンサーハンドブック
・地域の紹介資料

定期的に届くもの

・機関紙(1年に2回)
・年次報告書(1年に1回)
・メールマガジン(毎月)

誰かを支えたり応援できることは、
自分にとって幸せなこと。

山内 優希子さん

毎年届くクリスマスカードの字が上手になっていき、チャイルドの成長を実感します。上手な字も、幼いなりにがんばって書いてくれた字も、いとおしいです。自分の寄付がどのように使われているのか知りたい、そんな方にはおすすめの国際協力だと思います。

あなたがくださるすべての支援に、
感謝しています。

アイリッシュちゃん

山内さま、いつもご支援くださり、ありがとうございます。よりいい成績を取れるように勉強を頑張ります。山内さまからのご支援にいつも励まされています。山内さまとご家族の皆さまがこれからもお元気であることを願っています。

あなたの支援があればできること

Sponsorship Program

月々4,000円のご支援があれば、一人の子どもの未来を切り開くために
以下のようなプログラムを行うことができます。

スポンサーシップ・プログラムに申し込む

クレジットカード、銀行からの自動引落、郵便局、コンビニでのお支払いなどで、ご送金いただけます。

私も応援しています。

高橋 克典さま / 俳優

「支援がちゃんと届いていることが分かるのが良いですね。
今は家族が増えたような感じがしています。」

自分に子どもができたことがきっかけとなって、支援を始めました。最初はチャリティーなどの活動に少し抵抗があったのですが、支援がちゃんと届いていることが分かるので、スポンサーシップ・プログラムに申し込みました。チャイルドにとっても家族にとっても、喜びや、希望のある未来につながればいいなと思い、支援しています。最初は男の子1人の支援から始めて、今は女の子と、2人のチャイルドを支援しています。家族が増えたような感じがしていて、いつかフィリピンに会いに行ければと思っています。病気にもならないように、前向きに育ってくれることを願っています。

※写真は、子どもへの暴力のない世界を目指して行っているFreeキャンペーンでご協力いただいた時のものです。

私たち「チャイルド・ファンド・ジャパン」とは

チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より、アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動をしています。

ビジョン・ミッション

以下のビジョン(目標)、ミッション(使命)に基いて活動します。

vision / ビジョン
すべての子どもに開かれた未来を約束する国際社会の形成

mission / ミッション
生かし生かされる国際協力を通じて子どもの権利を守る

歴史

1975年、フィリピンでのスポンサーシップ・プログラム(里親支援)を開始したのが活動のはじまりです。1995年にはネパール、2006年にはスリランカへの支援を開始しました。

ご支援の方法

スポンサーシップ・プログラムは、
月々4,000円(1日130円)の継続支援です。
ご支援期間は自由ですが、チャイルドの成長を見守っていただくためにも、
継続してご支援いただければと思います。

クレジットカード
からの自動引落
銀行・ゆうちょ銀行
からの自動引落
郵便局から払込取扱票
でのお支払い
コンビニエンスストア
からのお支払い
銀行口座への振込
三井住友銀行
西荻窪支店
普通 0920355

寄付金控除 チャイルド・ファンド・ジャパンは、東京都より「認定NPO法人」に認定されています。
ご支援くださる皆様には、所得税、法人税、相続税などの税制上の優遇措置を受けていただくことができます。

フィリピン、ネパール、スリランカの子どもたちの未来のために、ご支援をお願いします。

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よくあるご質問

支援を受けるチャイルドはどのように選ばれるのですか?

貧しい地域の中でも特に貧しく、支援の必要度が高い子どもたちが選ばれます。支援を受けるチャイルドの家庭の経済状況が一定の基準(貧困線以下30%まで)を下回っていることが条件となります。地域のお父さん・お母さんたちがグループを作り、協力センターのスタッフとの話し合いのもと、各家庭の状況や必要度に応じて子どもを選んでいます。

チャイルドと交流することはできますか?

はい、文通をとおして交流することができます。

スポンサーになったら、手紙を書かなくてはいけませんか?

いいえ、必ず書かなければならないわけではありません。手紙のやりとりをせずに、チャイルドの成長を見守ってくださるスポンサーの方も多くいらっしゃいます。

支援を続けなければならない最低期間はありますか?

ありません。ただし、チャイルドの成長を実感していただくためにも、できるだけ長期間のご支援をお願いしています。支援の継続が難しくなった際には、東京事務局までお知らせください。ご支援いただいているチャイルドには新しいスポンサーを紹介します。再開していただける機会がありましたら、いつでもご連絡ください。