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スリランカの農村地域で暮らす女の子ラジタ。
家族の収入源は農業ですが、度重なる干ばつに見舞われ、
その日の食べ物を手に入れることすら難しいことも。
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ラジタは言います。
「1枚のロティ※を家族5人で分けて食べることも
ありました。」
※小麦でつくった平たいパンのようなもの
干ばつが続くと、飲み水も確保できなくなり、
遠くの水源まで水汲みに行かなければ
なりません。
家には電球もなく、夜になるときょうだいと一緒に
小さなオイルランプの明かりで勉強します。
学校に通うための学用品をそろえるのも精一杯。
「母はよく40ページのノートを3つに切り分けて、
私たち3人のきょうだいに与えていました。」
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「教育が貧困を抜け出す唯一の道だ」と子どもたちに話すお母さん。
しかし、ラジタたちにとってその道はとても険しいものだったのです。
支援によって未来を切り開いたラジタ
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6歳のときに、チャイルド・ファンドの支援を
受け始めたラジタ。
ノートや学校カバン、靴などを
支給してもらい、
安心して学校に通うことができるようになりました。
チャイルド・ファンドが運営する
補習クラスにも参加し、
一生懸命勉強を続けました。
支援者(スポンサー)からの手紙にもはげまされ、
ラジタはついに大学に進学。
大学入学後は、勉強のあいまを縫いながら、
「自分と同じ境遇にいる子どもたちを助けたい」と
チャイルド・ファンドの協力パートナーである
NGOでも働きました。
そして、大学卒業後には、
公立学校の先生になることができたのです。
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NGOの仲間と活動するラジタ(右端)
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「幼いころ、教育を受けて安定した生活を送ることを夢見ていましたが、
そこには、貧困をはじめとした多くの壁がありました。
しかし、皆さんのご支援のおかげで、私は夢をかなえることができました。
本当に感謝しています。」
教育があれば、
あなたの支えがあれば、
子どもたちは貧困の連鎖から抜け出すことができます。
チャイルド・ファンド・ジャパンの
スポンサーシップ・プログラムは、
成長の記録や手紙のやりとりを通して
1人の子どもと交流しながら、
厳しい環境に生きる子どもたちと
その地域を支える支援です。
教育や保健・栄養、自己啓発、子どもの保護など、子ども一人ひとりに必要な支援を提供し、健全な成長を支えます。教育が貧困から抜け出す唯一の道となる子どもも少なくありません。教育を長期的に支えることによって、子どもたちの人生を大きく、明るく変えます。
スポンサーシップ・プログラムが最終的に目指すのは、子どもたちが成長することとともに、地域が支援から自立することです。支援がなくなっても地域の生活が改善されていく仕組みができるよう、家族の生活改善や住民主体の組織づくりなどの活動を行います。
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1975年にフィリピンの支援を始め、その後1995年にネパールの支援を開始しました。2006年には、チャイルド・ファンド・インターナショナル(米国)と協力して、スリランカの支援を開始しました。現在、スポンサーシップ・プログラムを通して、この3ヵ国の子どもたちを支援しています。
![支援者 廣田さん](img/home-supporter-img01-01.png)
大変な環境の中で暮らすフィリピンの女の子たちの助けになればと思って、支援を始めました。
資格試験に備えて勉強している間、手紙を通じてつながっていた現地の子どもの存在が大きな心の支えでした。日本の私たちが支援する側、アジアの子どもたちが支援を受ける側というような、一方的な関係ではないと思っています。
「訪問の旅」で実際にマルビクさんに会った時、マルビクさんだけでなくお母さんもすごく喜んでくれました。受け入れられていると感じることができ、支援できてよかったと思いました。
![](img/home-supporter-img01-02.png)
廣田さんは「フィリピン訪問の旅」に参加し、マルビクさんに直接会うことができました。
![マルビクさん](img/home-supporter-img01-03.png)
スポンサーシップ・プログラムで支援してくれる廣田さんに感謝しています。ご支援によって勉強を続けることができますし、廣田さんが応援してくれるから勉強をがんばろうと思えます。またいつか会えることを願っています。
※交流していただく子どもの性別や暮らす国はお選びいただけます。
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ウェブで
お申込み
交流する子どもの希望、支援者様の情報、決済情報をご入力
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プロフィール
などのお届け
子どものプロフィール、スポンサーハンドブック、地域の紹介資料をお届け
![](img/step-arrow.png)
![](img/step3.png)
挨拶の手紙や
成長記録のお届け
子どもからのご挨拶の手紙(支援開始後約5ヵ月)、成長記録(年1回)などをお届け
![](img/step-arrow.png)
![](img/step4.png)
お手紙の
やりとり
ご希望に応じてお手紙をお書きください。
![](img/step-arrow.png)
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領収証のお届け
(年1回)
確定申告を行うと、寄付金控除を受けることができます。
※支援の中止や再開はいつでも可能です。
クレジットカード からの自動引落 ![]() |
銀行・ゆうちょ銀行 からの自動引落 |
郵便局から 払込取扱票での お支払い |
コンビニエンス ストアからの お支払い |
銀行口座への振込 |
チャイルド・ファンド・ジャパンは、東京都に認証を受けた認定NPO法人です。
認定NPO法人への寄付は寄付金控除の対象となり、確定申告をすることで、寄付金額の最大40%を所得税額から控除することができます。月々4,000円のご寄付の場合、年間で最大18,400円の控除が可能です。
日本には50,000以上のNPO法人がありますが、このうち認定NPO法人として認証を受けているのは約2%だけです。
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![](img/home-about-img01-01.jpg)
1975年、フィリピンで支援を開始しました
チャイルド・ファンド・ジャパンは、1975年より、 アジアを中心に貧困の中で暮らす子どもの健やかな成長、家族と地域の自立を目指した活動をしています。
45年以上にわたる活動の中で、31,000人以上の子どもたちを支援し、子どもたちの権利が守られるよう活動してきました。
私たちの活動は、第2次世界大戦後、アメリカの民間団体からの支援を受けて、日本の戦災孤児の支援を行ったのが始まりです。その後、日本は高度経済成長をとげ、子どもたちを取り巻く環境が大きく改善したことを受け、1975年に、アジアの子どもたちの支援を始めました。「支援の受け手から、支援の担い手へ」。これが現在のチャイルド・ファンド・ジャパンの始まりです。
![3,386人](img/home-support-img02-01.png)
![4,459人](img/home-support-img02-02.png)
![3億4274万4119円](img/home-support-img02-03.png)
- 支援金はどんなことに使われますか?
- 皆さまからのご支援は、子どもたちの健やかな成長とそれを支える地域づくりのために活用しています。
経済的に貧しい家庭への学用品の配布、学校の教育の質向上のための教員研修、子どもたちを暴力や性的虐待から守るための研修や啓発活動、地域の住民組織の支援などに活用いたします。
また、地域によっては、乳幼児期の子どもをもつ家庭への栄養研修、青少年期の子どもへの就業支援なども行っています。
- どのような子どもたちが支援を受けるのですか?
- 貧しい地域の中でも特に貧しく、支援の必要度が高い子どもたちが支援の対象として選ばれます。
フィリピンとスリランカでは、支援を受ける子どもの家庭の経済状況が一定の基準を下回っていることが条件となります。
- 家族の名前で現地の子どもと交流することはできますか?
- はい、交流する方とご送金の名義は別にすることができます。
例えば、お子さまのお名前で現地の子どもと交流し、ご寄付はお父さまの口座からお引き落としするといったことが可能です。
なお、寄付金控除の対象は、口座名義の方となります。
- 支援者になったら、手紙を書かなくてはいけませんか?
- いいえ、必ず書かなければならないわけではありません。
手紙のやりとりをせずに、子どもの成長を見守ってくださる支援者の方も多くいらっしゃいます。
- 手紙は日本語で書いてよいでしょうか?
- はい、日本語で書いてくださってかまいません。英語の翻訳文を添えて子どもに送ります。
また、英語でお手紙を書いていただきますと、お届けまでの時間が短くなり、さらに事務経費の削減につながります。
- 支援を続けなければならない最低期間はありますか?
- ありません。
子どもの成長を実感していただくためにも、できるだけ長期間のご支援をお願いしておりますが、継続が難しくなったときには、いつでも中止することができます。
その際には、東京事務局までお知らせください。ご支援いただいている子どもには新しい支援者の方を紹介します。
- 子どもはいつまで支援を受けますか?
- 基礎教育修了または支援終了年齢に達したときに、支援を離れることになります。
具体的には、フィリピン、ネパールは18歳まで、スリランカは24歳まで支援を受けます
(スリランカは青少年の就業が課題であるため、長期的な支援を行っています)。
また、「転居」、「退学」、「結婚」、「家庭の経済的自立」、「地域の自立」などの理由で、途中でご支援を離れる場合があります。子どもが支援を離れる場合は、ご連絡いたします。