チャイルド・ファンド・ジャパン

緊急支援

モロッコ大地震、リビア大洪水に対する緊急支援を行います

9月8日に発生したモロッコの大地震、そして、10日からの大雨によって起こったリビアの大洪水。チャイルド・ファンドは、アライアンスのメンバー団体であるWeWorld(イタリア)が中心となり、この2つの災害に対する緊急支援を行います。

モロッコ大地震では、亡くなった方が2,900人以上、影響を受ける子どもたちが10万人にのぼるとされています。地震発生から数日間、数回の余震が報告されており、道路が寸断されている地域があるなど、捜索・救助活動は依然として困難な状況が続いています。

チャイルド・ファンドは、現地へ先遣隊を派遣しニーズ調査などを実施。山間部の支援が届きにくい地域に、テントや寝具、衛生キットの物資支給などの支援を行うこととしました。

一方、リビアの洪水被害では、10,000人以上が亡くなったとされています。2万人以上が学校などへの避難を余儀なくされており、道路、通信網などのインフラにも大きな被害が発生しています。

チャイルド・ファンドは、以前よりリビアにおいて現地協力団体と連携して支援活動を行ってきたことを生かし、今回の支援においても、現地のニーズを適切に把握して、活動を行います。浄水タブレットや水を運ぶためのタンクの提供、衛生キットの配布、子どもたちの健康観察や心のケアを行うスタッフの派遣などを行う予定です。また、支援活動に必要な情報収集、コミュニケーションを適切に行えるよう、通信機器の支援も行う予定です。

トルコ・シリア大地震、モロッコ大地震、そしてリビアの大洪水。深刻な災害が続く中、チャイルド・ファンドは子どもたちと家族を守るための活動を続けてまいります。