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熊本いのちの電話との協働のご報告


仮設住宅団地などに掲出されたポスター

2016年4月14日、熊本地方を震源とする最大震度 7 の地震が起こり、その後も16日の本震を含め大きな地震が継続して発生しました。チャイルド・ファンド・ジャパンは「こころのケア」を中心とした緊急支援を実施しました。

支援の一つに、自殺予防のための活動をしている「熊本いのちの電話」との協働があります。被災した方々が通話料金を負担することなく電話相談ができるようフリーダイヤルを設置し、チャイルド・ファンド・ジャパンはその通話料や設備の更改を支援しました。

福岡、北九州、佐賀、長崎、大分、鹿児島、沖縄(10月以降は愛知、岐阜、三重、島根も)の各いのちの電話の協力を得て、2016年7月1日、フリーダイヤルによる「熊本地震いのちの電話」が開始されました。13ヵ月間毎日24時間体制で実施されてきた相談受け付けは、2017年7月31日をもって終了しました。今後は、一般社団法人日本いのちの電話連盟が主催する「熊本地震被災者用いのちの電話」へと引き継がれます(詳しくはこちらから)。


左奥が熊本いのちの電話の赤星事務局長。事務所の前で

協働事業の完了にあわせて、熊本いのちの電話の赤星敦事務局長が熊本からチャイルド・ファンド・ジャパンの事務所を訪問されました。自らも被災した相談員の方々が相談者に寄り添うように受話器を握っていた様子や、熊本地震の被災者が直面した様々な課題や相談内容について、事業を進めるうえで生じた課題とその対処法などを、丁寧に報告してくださいました。

協働事業では、13ヵ月の間に、合計4,438件、2,305時間の相談をフリーダイヤルで受けることができました。相談者の方からは「いのちの電話に救われた。フリーダイヤルに感謝している」などの感謝の声も寄せられています。

また、赤星事務局長が「今回のような災害時における、フリーダイヤルの設置のノウハウが蓄積された」と話されたように、今後につながるような成果も得られました。熊本地震への緊急支援にご協力くださった皆さまに、こころよりお礼申しあげます。

熊本地震への緊急支援の活動報告書(2016年8月31日まで)がこちらからダウンロードできます