チャイルド・ファンド・ジャパン

緊急支援

フィリピン台風26号 緊急支援実施報告

2018年10月30日、台風26号がフィリピン北部に上陸し、チャイルド・ファンド・ジャパンの支援地域では、ルソン島北部にあるイサベラ州の地域(協力センター27)が大きな影響を受けました。支援を受けるチャイルドたちと家族に人的被害はありませんでしたが、60世帯以上に家屋損壊の被害がありました。

チャイルド・ファンド・ジャパンは緊急支援の実施を決定し、自分たちでの修復が難しい16世帯に対し、建設資材を配布しました。また、そのうちの5世帯に、米や砂糖、食用油といった食料の配布を行いました。


修復した家の前で。ブロックやセメント、トタン板などの資材を配布しました

現在は、ほぼすべての世帯の家屋の修復も完了しており、支援を受けた家族も日常の生活を取り戻しつつあります。近年、フィリピンでは大型の台風が支援地域を通過することが多く、チャイルド・ファンド・ジャパンでは、緊急時に迅速な支援ができるよう体制を強化しています。


食料の配布を受けた家族