チャイルド・ファンド・ジャパン

緊急支援

【ウクライナ緊急支援】~侵攻開始から一年~ 依然として支援が必要です

一年前の今日、ロシアによるウクライナへの侵攻が開始されました。今に至ってもロシアによる攻撃はやむことはなく、国内外で避難を続ける人々は1,300万人以上と、終わりの見えない状況が続いています。

チャイルド・ファンドは、ロシアの侵攻開始直後から、ウクライナ国内において支援活動を開始し、その後隣国モルドバでの支援も開始しました。これまでに、11万5000人以上の人々へ、食料、衣服、衛生用品などを届けるとともに、避難所の整備や心のケアの提供なども行ってきました。また、特に昨年末からは、厳しい冬を越えるための毛布やヒーターなどの支援にも力を入れてきています。

支援物資の配布の様子

しかし、状況の収束が一向に見えない中、ウクライナ国内外で支援を必要とする人の数は1,700万人以上ともされ、まだまだ支援の手が必要です。

現地で活動を続けるチャイルド・ファンドのスタッフからは、
「ウクライナで、この2月に鳴った空襲警報は577回。これがいまの現実だ」
「支援を行う団体、スタッフも疲弊してきている。財政面も含めて、持続性が課題だ」
など、現在の状況の厳しさを語っています。

爆撃で破壊された建物

チャイルド・ファンドでは、事態の一刻も早い収束を願いつつ、これからもウクライナの子どもたちと家族を守るための支援活動を行っていきます。引き続き、ご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。