すべての子どもに
開かれた未来を

―1分で分かるチャイルド・ファンド・ジャパン―

チャイルド・ファンド・ジャパンは
教育を中心に
途上国の子ども支援を行う
国際協力NGOです

地域開発支援など
3つの柱で活動

教育をはじめ、栄養、子どもの保護など、貧困地域の子どもと地域を支える「地域開発支援」を行っています。
また、災害・紛争時の緊急・復興支援や広報・啓発・提言事業も行っています。

活動内容について

アジアの貧困地域で
子どもを支援

フィリピン、ネパール、スリランカを中心に、貧困地域で生きる子どもたち約25,000人/年間へ支援を行っています。

支援国について

チャイルド・ファンド全体で
世界70カ国で支援

世界10カ国のチャイルド・ファンドのメンバー団体と連携して活動しています。チャイルド・ファンド全体では、世界70カ国、2,300万人に対して支援を届けています。

世界のチャイルド・ファンドについて

動画でわかるチャイルド・ファンド・ジャパン

団体紹介動画

ショートバージョン

順送りの恩返し
―私たちの歴史と国際協力への思い-

私たちの起源は、戦後にまで遡ります。海外からの資金援助を受け、日本の戦災孤児の支援を行ったのが始まりです。
そして1975年、日本の経済成長を受け、「海外の人々が日本の子どもが助けたように、今度は私たちが海外の子どもたちを支援する」と決意。日本の国際協力NGOの草分けとして、途上国の子ども支援へと舵を切りました。
海外からの恩を、新たな国の子どもたちへとつなぐ「順送りの恩返し」
これがチャイルド・ファンド・ジャパンの始まりです。
以来、多くの人に支えられ、2025年には50周年を迎えました。

歴史を詳しく見る

50周年特設サイトを見る

これまでの活動実績

1975年から50年にわたって活動を続け、多くの子どもたちが学校に通い卒業することができました。例えば、フィリピン西ネグロス州では10年間の高校卒業率99%を達成。また、支援からの自立を達成した地域も47箇所にのぼります。

42,000人以上の方々から寄付などの支援をいただいてきました。その多くが個人の方々で、さらに企業・団体からの支援も1,000を超えています。

2009年から現在に至るまで16年間、認定NPO法人として認定を受けています。また、外務大臣賞、全国社会福祉協議会会長特別表彰などを受賞しました。

私たちが
大切にしていること

生かし生かされる国際協力で子どもの権利を守る

支援をする側、される側という立場を超えて、お互いに生きがいを感じられる国際協力を大切にしています。現地の子どもと交流できる「スポンサーシップ・プログラム」はその代表です。

子どもを守る
地域をつくる

子どもへの直接的な支援だけではなく、家族、学校、行政など、地域全体への支援を行い、子どもが守られる地域づくりを行い、支援からの地域の自立を目指します。

子どもと一緒に
取り組む

子どもたちが直面する課題を解決するには、当事者である子どもたち自身の視点が欠かせません。私たちは、子どもと一緒に啓発活動を企画するなど、支援活動において、子ども参加を大切にしています。

子どもたちが
直面する課題

「学校に行きたくても行けない」
「栄養のある食事がとれない」
「望まない妊娠をしてしまう」
本来守られるべきはずの
子どもの権利が守られない
そんな子どもたちが
残念ながらたくさんいます。

  • 教育課題

    学校に通うための学用品が買えない、10代で結婚して学校をやめてしまう、教育よりも働くことが優先される。こうした子どもがたくさんいます。
    教師になるための教育を受けていない人が教えている、学校のトイレが男女別になっておらず、思春期の女の子が学校をやめてしまうなど、学校の問題も少なくありません。
    例えば、ネパールの地方部では5人に1人が小学校を卒業できていない実態があります。

  • 子どもの栄養、健康

    経済的に厳しい家庭では、子どもたちが栄養のある食事を食べることができなかったり、適切な医療が受けられなかったりといった現実があります。
    例えば、スリランカのある家庭では父親の月収が3,600円。食べていくことができずに、両親とも子どもをおいて出稼ぎに出ざるを得なくなりました。

    ※例えば、お米10kgで1000円ほどする

  • 子どもへの暴力、搾取

    身体的暴力、性暴力など、子どもが守られていない現実があります。
    例えば、フィリピンでは暴力を受けた経験のある子どもは80%とも言われ、昨今はオンラインの性被害に47万人もの子どもが巻き込まれているとされています。

課題を解決するための
私たちの支援

私たちは子どもをはじめ、地域を含めた「地域開発支援」を行い、教育を中心に、栄養、保健、暴力からの子どもの保護など、多面的な支援を届けています

教育支援

学用品や制服の支給、保護者への意識啓発などを行い、子どもが学校に通い続けられるようにします。学校のトイレ、安全な水飲み場の建設、教員研修なども行い、教育環境を整えます。
また、コミュニケーション能力などのライフスキル支援や職業訓練なども行い、子どもたちの自立をサポートします。

乳幼児栄養、母子保健

食料を各家庭でまかなうことができるように、家庭菜園を設け、種子や苗の配布、育て方の研修などを行います。
また、子どもの発達や育て方について保護者に研修を行い、子どもが健やかに成長できるようにします。

子どもの保護、アドボカシー

子どもたちや保護者へ「子どもの権利」の大切さや暴力・搾取について伝え、子どもが守られる地域をつくります。子ども自身による地域への啓発活動、地域の行政への働きかけによる条例・仕組みづくりも行います。

支援によって
未来を切り開いた
子どもたち
―ネパールの女の子リンマヤのストーリー―

  • Story of Rim Maya #1

    ネパールで暮らす11歳の女の子リンマヤ。
    貧しい家庭に育ったリンマヤは、生活のために必死に働く両親を助けるため、きょうだいの世話、家事の手伝いを日々こなさなければなりません。
    学校を休みがちになり、家で宿題をする時間もとれず、とうとう小学校4年生のときには留年してしまいました。

  • Story of Rim Maya #2

    リンマヤのお母さんは、5年生までしか学校にいけておらず、読み書きができません。借金の借用書も何が書いてあるか分からないと言います。
    お父さんは首都カトマンズに出稼ぎに出ていますが、一日の収入は300ルピーで、カレー一食分ほどしかありません。

  • Story of Rim Maya #3

    チャイルド・ファンド・ジャパンの支援を受けるようになったリンマヤ。学用品の支給などを受けて、学校に安心して通い続けることができるようになりました。
    親に対して、教育の大切さを伝える活動も行い、リンマヤは家でも勉強をする時間がしっかりとれるようになりました。

  • Story of Rim Maya #4

    一生懸命勉強したリンマヤは、難関試験である修了認定試験に合格することができました。地域の生活改善における農業の大切さを知り、「農業の専門家になるための勉強をしたい」と話します。 さらに、識字教室の先生として、字が読めない地域の女性たちに読み書きを教える仕事もしています。

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あなたの支援で
子どもたちの
今と未来が変わる

チャイルド・ファンド・ジャパンでは、一人の子どもを見守りながら支援する「スポンサーシップ・プログラム」をはじめ、様々な形でのご支援を受け付けています。

スポンサーシップ・プログラム

子どもの成長と地域の自立のための継続的な支援です。地域の子どもと1対1でつながり、毎年届く成長の記録などを通して、子どもの成長を見守りながら、子どもと地域の支援をすることができます。

詳しく見る

ボイス・サポーター

1日33円(月1,000円)からの継続的な支援で、フィリピンのスラムに生きる子どもたちを支援します。子どもレポーターの動画やオンラインツアーなどを通して、子どもの"声"にふれることができます。

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その他のご支援・ご参加方法

団体全体への継続寄付「マンスリー・サポーター」や都度のご寄付、書き損じハガキや切手、古本やDVD・ゲームといった物品でのご寄付なども受け付けています。
また、ボランティアやインターンでのご参加もお待ちしています。

支援・参加方法を詳しく見る

団体概要

名称 特定非営利活動法人 チャイルド・ファンド・ジャパン
※2009年4月1日付けで、国税庁長官より「認定NPO法人」に認定
住所 〒167-0041 東京都杉並区善福寺2-17-5 地図・アクセス
連絡先 電話:03-3399-8123(平日10:00~17:00)  FAX:03-3399-0730
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