学びのフレンドリースペース ボランティアさんインタビュー
海外にルーツを持つ子どもたちのための補習教室「学びのフレンドリースペース(フレスぺ)」では、様々な方がサポーターとして子どもたちを支えてくださっています。お忙しい中、毎週のように教室で子どもたちと過ごしてくださっているサポーターの皆さんですが、どのような思いで活動にご参加くださっているのでしょうか。いつも教室の雰囲気や子どもの気持ちを第一に考え活動してくださっている大学生サポーターりんさんにお話を伺いました。
Q. 子どもたちと接するときに心がけていることなどはありますか?
距離感を大事にしているかもしれません。こことは別に、発達障がいがある子どもたちを対象とした塾でアルバイトをしていますが、そこでも心がけていることです。グイグイと接するとよい子どももいれば、そうでない子どももいるので、それぞれの子どもに合った距離で接するようにしています。私にとって子どもたちは、年齢に関係なく友達のような感覚です。小学生のRSちゃんとも、中学生のSSちゃんとも、普通の女の子同士が話すようなことを楽しく話しています。

Q. 他にもアルバイトでのご経験がフレスぺで生かされる場面はありますか?
語尾が分かりづらくなってしまわないように注意をするなど、自然で分かりやすい日本語で話すことを意識しています。また、その塾は子どもを褒めて伸ばす方針なので、フレスぺでも同じようにしています。

Q. 最近の活動の中で印象に残っていることはありますか?
中学3年生KSさんの卒業です。中学3年生に上がったばかりの頃からフレスぺに来るようになり、卒業まであっという間でした。最初はKSさんが得意な英語でのやりとりだけでしたが、どんどん日本語が身につき、目に見えて成長したので本当にすごいなと感じました。一緒に受験のための面接練習をして、無事に高校合格を見届けてから見送った分、より「旅立った」という実感が沸いたのだと思います。

Q. フレスぺでのボランティアをご検討くださる方の中には、自分にはできないかもしれないと不安に感じられる方もいらっしゃいますが、りんさんは、どのような気持ちで活動にご参加くださっていますか。
当然子どもたちの母国の言葉を話すことはできないし、子どもによっては英語でも伝わらないことがあるので、「やさしい日本語」を用いつつ、それでも伝わらないときは翻訳アプリを使うこともあります。あとは、言葉が身につくようにバンバン日本語で話した方がいいと思っていますね。教科の勉強など内容によっては教えるのが難しいこともありますが、そういうときは、「子どもと一緒にやろう」という気持ちで進めています。

いつもサポーターの皆さんが子どもたちの勉強へのやる気を上手に引き出してくださり、ゲームや企画の際も率先して盛り上げてくださるお陰で、子どもたちが安心して過ごすことができる居場所が守られています。引き続き、コーディネーター、それからサポーターさんとともに、子どもたちにとって居心地の良い教室づくりに努めてまいります。


