チャイルド・ファンド・ジャパン

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ネパール「子どもを守るコミュニティ形成プロジェクト」

チャイルド・ファンド・ジャパンは、支援地域のネパールにおいて、子どもたちが安心して学校に通い続け、質の高い教育を受けられるよう「子どもを守るコミュニティ形成プロジェクト」を実施しています。

皆さまのあたたかいご支援により、昨年度は理科室の機材・教材の整備や図書室づくり、安全な飲み水を確保するための設備整備など、教育環境の充実を進めることができました。理科の学びを深めるための設備や、たくさんの本に触れられる図書室、安心して水を飲める環境が整ったことで、子どもたちがより安全に、そして楽しく学べる空間が広がっています(詳細なご報告は後日公開予定です)。

整備された理科室の様子

災害多発国・ネパールが抱えるリスク

今年度は、子どもたちの「命」と「学びの場」を自然災害から守るため、ダーディン郡の学校を対象に防災支援に取り組みます。

ヒマラヤ山脈を抱くネパールは、美しい自然に恵まれる一方で、世界でも有数の自然災害リスクが高い国として知られています。2015年に発生したネパール大地震では、今回支援を行うダーディン郡を含む広範囲で多くの校舎が倒壊し、子どもたちの日常と学びが長期にわたって奪われました。

ネパール大地震で損壊した学校

さらに、地震だけでなく、近年は気候変動の影響により雨期の集中豪雨が激甚化しています。急峻な地形を持つネパールでは、各地で洪水や大規模な土砂崩れが頻発しており、子どもたちが毎日通う学校や通学路にも、常に災害の危険が潜んでいるのが現状です。

いざという時に命を守るための備えを

災害が発生した際、子どもたちが落ち着いて安全に避難し、被害を最小限に抑えるためには、事前の備えが欠かせません。

そこで今年度のプロジェクトでは、ダーディン郡の支援学校において、学校の防災体制を整備するための支援を行います。具体的には、緊急時の避難や初期対応に必要な防災資機材を提供します。この活動は、スポンサーシップ・プログラムの支援で行う学校の先生や地域の人々への防災研修、防災ハザードマップづくりなどのソフト面の支援とあわせて実施し、ハードとソフトの両面から、学校の防災体制づくりを支援します。

以前行ったハザードマップづくり

昨年度までに整備してきた水道や図書室といった「日常の学習環境」の向上に加え、今年度は災害という「非日常の危機」への備えを強化します。学校全体が地域の防災拠点として機能し、子どもたちの命をしっかりと守れる体制づくりを進めます。

どのような時でも、子どもたちが希望を持って学び続けられるように。チャイルド・ファンド・ジャパンは、これからも地域の人々と協力し、安全な学校づくりを進めてまいります。ネパールの子どもたちの健やかな成長のため、引き続き皆さまのご協力を心よりお願い申しあげます。

このプロジェクトに寄付する

*チャイルド・ファンド・ジャパンは「認定NPO法人」として認定されており、寄付金控除が可能です。

子どもを守るコミュニティ形成プロジェクト

事業概要このプロジェクトは、コミュニティの人々とともに、教育を中心に子どもが健全に成長できる環境を整えることを目指して実施しています。水飲み場やトイレの建設、椅子や机、本棚などの備品整備、防災支援などを通じて、子どもたちが安心・安全な環境の中で勉強に集中できる学習環境づくりに取り組んでいます。また、教師への研修や学校運営委員会の運営支援なども行い、教師、学校運営委員会、PTAが協力して教育の質を向上できるよう支援します。
支援対象ネパール国内におけるチャイルド・ファンド・ジャパン支援地域の公立校(幼稚園・小学校)に通う生徒、教員、学校運営委員会のメンバー、PTAのメンバー
協力団体ネパール国内におけるチャイルド・ファンド・ジャパン各支援地域の協力団体