活動内容・国

フィリピン/センター紹介

Philippines

48ペドロ・カルンソッド・ピース・センター

活動地域 東ミサミス州
支援開始年 2003年
センター運営団体 セイビア(ザビエル)大学

支援地域の状況

支援地域はミンダナオ島の北部の都市、カガヤンデオロ市中心部から南に12kmほどにあります。平野部と山間部からなる農村地域で、主にトウモロコシ、野菜、バナナ、カシューナッツなどを生産しています。
バナナや野菜を市場で売って現金収入を得ていますが、岩の多い土壌や傾斜地が多いため生産性が低く、一世帯あたりの農地の面積も小さく(0.5ha以下)貧困線以下の世帯が83%を占めています。そのため子どもたちの栄養や、教育は大変厳しい状態にあります。例えば支援地域の2つの小学校では、約7割の生徒が栄養不良とのデータがあります。
また学年が遅れている子どもが多く、ハイスクール生の半数が貧困のために卒業できません。

子どもの教育状況

フィリピンの教育制度は幼稚園(1年間)、小学校(6年間)とジュニアハイスクール(4年間)、シニアハイスクール(2年間)からなります。(K to 12と呼ばれる新しい教育制度の導入により、基礎教育期間が10年から12年に延長されました。)
学費は無償ですが、文房具や制服、交通費やお昼ご飯は自己負担で、これらが準備できなくなるため学校に通えなくなる子どもたちがいます。

センターの取り組み

2003年1月に活動を始めたセンターでは、住民と策定した第1期5ヵ年計画(2005年度~2009年度)の中間評価を踏まえ、第2期5ヵ年計画に基づいて、活動を続けています。
子どもたちが栄養不良状態を脱し、学校に通え、生活を安定させるための子どもや家族へのセミナー、家族の収入向上を目的とした職業訓練を進めています。
また、地域の住民活動を強化するために3つの住民組織が組織化され、能力強化が進められています。