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ネパールで災害に強い学校の建設が進んでいます

ネパールで実施している「災害に強い学校づくりプロジェクト」。2021年2月から第3期に入り、学校の防災能力強化とともに、ラクタカリ小学校で耐震性の高い2階建て8教室の校舎建設を進めています。

工事は、新型コロナウイルスの感染が急拡大した影響や、連日の大雨によって資材を載せたトラックがぬかるみにはまって現場にたどりつけないといった事態の影響を受けていますが、6月には校舎の1階の形が見え始め、現在は2階の工事が進んでいます。


6月中旬の様子。1階の土台ができ、柱も立ち始めている。


8月中旬の様子。2階の床にコンクリートが打設されている。中央奥に見えるのは屋上に繋がる階段。

このプロジェクトでは、校舎建設だけではなく、学校の防災計画作成や避難訓練の支援なども行っています。4月にはこうした研修活動も行っていましたが、現在はなかなか進められない状況にあります。

ネパールでは、4月から急激な感染拡大が起こり、首都カトマンズではロックダウン相当の厳しい行動規制が出されました。その後規制はたびたび延長され、一部規制が解除されたものの現在まで続いています。支援地域であるシンドゥパルチョーク郡もカトマンズと同等の規制を行っており、大人数での集まりや研修などは禁止され、学校も閉鎖されたままとなっています。こうしたことから、予定していた防災計画づくりの研修なども、やむを得ず延期としています。


4月に行った地域のハザードマップづくりの様子

ピークを迎えた5月に比べると現在は新規感染者数が減少しているネパールですが、ロックダウンでもさほど下がらず、人口規模が日本の4分の1の国で毎日2,000~3,000人ほどの新規感染者が報告されています。行動規制は今後も延長される可能性があり、今後の感染者の推移によっては規制が再強化される可能性もあります。

事業にも引き続き影響が及ぶおそれがありますが、チャイルド・ファンド・ジャパンでは、今後も政府の規制を遵守し、子どもたちや先生、スタッフの感染対策を講じながら、安心して学べる学校づくりを支援していきます。