【夏募金へのご協力のお願い】危機下の子どもたちを守るために
セイロンティーの産地で見た現実
スリランカの支援地域の一つヌワラエリヤ県。スリランカ産の紅茶「セイロンティー」の産地です。そこで暮らす12歳の女の子アイシャーリャに出会いました。
お父さんは以前紅茶農園で働いていましたが、月の収入は8,000ルピー（約3,600円 ）ほどで、食べるのもままならず、今は出稼ぎで働いています。「お母さんも9カ月前に出稼ぎに行っちゃったの。『お家にいて』って頼んだけど、『生活のために仕方ないのよ』って… 」とアイシャーリャは話します。
皆さんがスーパーで手に取るセイロンティー。その裏側にある現実を知り、私は胸が苦しくなりました。
そしていま、子どもたちと家族をさらなる苦境が襲っています。昨年から続く、国の経済危機です。食料品の値段は約2倍に高騰。食事の量を減らす家庭は80％にものぼり、低体重の子どもたちも大幅に増えてしまいました。「お腹がすいて何もできないこともあるの。」そう話す子どももいました。
危機下の子どもたちを守るために
スリランカ全体を襲う経済危機ですが、その影響を最も受けるのは、貧困などの厳しい環境にいる子どもたちや家族です。チャイルド・ファンド・ジャパンは、家庭菜園や学校給食の支援を通して、子どもたちの健康を支えています。加えて、家庭菜園での収穫物を販売するための支援や学用品の支給なども行い、経済危機で一層厳しくなった家庭を支えていきます。
「将来はお医者さんになりたい。」そう話すアイシャーリャ。子どもたちの未来を守るためにも、いま、あなたの支援が必要です。
真剣なまなざしで授業を受けるアイシャーリャ
子どもたちの健やかな成長と未来を守るため、どうかご協力ください。
例えば
10,000円のご寄付で栄養価の高い作物を育てる家庭菜園の指導を3家庭で実施できます。
50,000円のご寄付でより栄養のある給食にするための調理方法の指導を3校で実施できます。
*「2023年 夏募金」の欄に金額をご入力ください。
*皆さまからのご支援はチャイルド・ファンド・ジャパンがおこなう活動全体に役立てられます。
*チャイルド・ファンド・ジャパンは「認定NPO法人」として認定されており、寄付金控除が可能です。