チャイルド・ファンド・ジャパン

緊急支援

令和元年台風19号緊急支援の調査研究報告書がまとまりました

2019年10月、長野県を横断した台風19号は、千曲川の決壊など甚大な被害がもたらしました。チャイルド・ファンド・ジャパンは、国内災害対応の経験が豊富なシャンティ国際ボランティア会(SVA)と連携し、子どもや高齢者の方々を中心とした被災者支援を行いました。長野市で子ども支援を行う「ながのこどもの城いきいきプロジェクト」と協働した子どもの居場所づくりや学習スペースの運営、高齢者の方の心のケアを目的とした傾聴サロンの運営を行ったほか、浸水により児童書が1,000冊以上失われてしまった図書館への本の寄贈支援なども行いました。



緊急支援は、一般に、短期的な活動に集中してしまい、振り返りや評価が難しくなりがちですが、今後の支援活動につなげるためにも、振り返りや評価は重要です。そこで今回は、シャンティ国際ボランティア会と当団体とで検討して、第三者による客観的な検証を実施することとしました。

実際の調査研究は、長野県立大学の皆さまにお願いさせていただきました。研究中に新型コロナウイルスのまん延という想定外の事態となり、様々な困難があったかと思いますが、このたび、以下のように報告書をまとめていただきました。この場を借りて感謝申しあげます。

令和元年台風19号緊急・復興支援 調査研究報告書

昨今も全国各地で水害等による被害が多発しており、緊急・復興支援は引き続きの課題です。今回の研究をチャイルド・ファンド・ジャパンの今後の支援活動に生かすとともに、様々な団体の緊急・復興支援活動にも役立つことを願っています。