チャイルド・ファンド・ジャパン

緊急支援

シリア難民の子どもと家族への緊急支援(マケドニア)

防寒着として配布された帽子をかぶった男の子(左下)と家族

防寒着として配布された帽子をかぶった男の子(左下)と家族



1.概要
2011年から続くシリア危機によって、これまでに800万人以上の子どもたちがシリア国外への避難を強いられています。チャイルド・ファンドは、2015年11月15日から12月28日まで、パートナー団体(Tdh*)と協働して難民となった子どもたちと家族を守るための活動を行いました。支援の中心は、生活必需品の配布、子どものためのシェルター、情報へのアクセスの3つです。プロジェクトの詳細はこちらで紹介しています

子どもを抱えたを抱えた父親

子どもを抱えた父親


        
2.生活必需品の配布
セルビア側とマケドニア側の難民の子どもと女性を優先して、おむつ、ベビーパウダー、せっけん、トイレットペーパーなど、計16,643の衛生用品と、毛布、雪用ブーツ、ジャケット、手袋、帽子、靴下など(それぞれ女性・子ども用含む)、計21,674の防寒着が配布されました。

配布されたおむつなどの物資

配布されたおむつなどの物資



3.子どものためのシェルター
子どもたちや家族の安らぎ・休息のためのスペース(子どものためのシェルター)を設置し、計5,888人が利用しました。子どものシェルターには、おもちゃ、塗り絵、赤ちゃん用移動式ベッド、ヒーターなどが置かれ、子どもたちへのレクリエーション活動が行われました。また、健康を悪化させやすい環境にいる子どもたちに対して、ゲームを通して衛生について学ぶレクリエーション活動をおこないました。これらの活動は皮膚病、衛生習慣、肝炎予防などの啓発のための教育教材を多言語で作成するための専門家とともに行われました。また、訓練を受けたスタッフによって母親を対象としたこころのケアも実施されています。

絵を描いたり、塗り絵をして遊ぶ子どもたち

絵を描いたり、塗り絵をして遊ぶ子どもたち



4.情報へのアクセス
インターネットに接続できるようWifiを設置し、また、地図を配布しました。情報をモノとして残る形で配布することを軍が許可していないため、フィールド・ワーカーが口頭で正確な情報を伝えられるよう、研修が行われました。また、同様に難民の権利、難民庇護申請の法的権利についての研修がフィールド・ワーカーに対して行われました。

WiFiスポットで情報を得る人々

WiFiスポットで情報を得る人々



報告期間 2015年11月15日~2015年12月28日
支援対象 マケドニア、セルビアにシリア付近から逃れてきた難民の子どもたちと家族

チャイルド・ファンドは引き続き、シリア難民の子どもたち、家族への支援に取り組みます。ご協力くださいますよう、心よりお願い申しあげます。

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*Terre des hommesは、子どもを対象とした緊急支援に実績のある、スイスに本部をおく団体です。
*チャイルド・ファンド・ジャパンは「認定NPO法人」として認定されており、寄付金控除が可能です。