チャイルド・ファンド・ジャパン

最新ニュース

子どもたちが「パス・イット・バック」で学んだことを分かち合いました。

フィリピンで実施している「パス・イット・バック~タグラグビーで子どもの成長を支えるプロジェクト~」の一環として、これまでの活動を振り返るイベントが11月末に行われました。このイベントは、プロジェクトに参加した選手とコーチたちが、9ヵ月間の活動での学びを分かち合うことを目的としたものです。

会場には、西ネグロス州の4つの市・町から、全16回のセッションにすべて参加した57名の子ども選手と、14名の若者コーチが集まりました。当日の準備や進行などは若者コーチたちに任され、イベント運営や振り返りセッションをリードするスキルなど、今後自分たちがパス・イット・バックの活動を担っていくために必要なスキルを実践する場となりました。

プロジェクトに対して出されたたくさんの意見を、グループごとにボードに貼り出しました

子どもたちは6つのグループにわかれ、若者コーチたちのファシリテーションのもと、「思い出に残っていること」、「参加してよかったこと」、「プロジェクトの改善点」などをワークショップ形式で話し合いました。活発な話し合いのなかで、子どもたちからは「とてもよいプロジェクトだと思う」、「プロジェクトに参加してよかったことは、新しい友だちができたこと」など多くの意見が出され、スポーツ活動を通して子どもたちが積極的な姿勢を育み、人間関係を深めることができたことがわかりました。

ワークショップに続いて、各グループに2人ずつおかれた「スピーカー」から、経験の共有がありました。スピーカーは、ベトナムのプロジェクトを視察して大会運営について学んできたコーチや、北アイルランドで開催された女子ラグビーワールドカップのサイドイベントに参加したコーチと選手たち、そして8月の競技大会の報告を担当した選手たちです。このように自分の経験や学びをコミュニティのメンバーたちに伝える(=パス・イット・バックする)ことで、子どもたちがより広い世界に視野を開き、自分たちだけでなくコミュニティの仲間も共に成長するように促すことも、このプロジェクトが目指すことの一つです。

「スピーカー」として、北アイルランドへ行った経験について話す選手

イベントの最後には、今までの苦労やチャレンジを思い出して思わず涙してしまうコーチもいました。タグラグビーの指導やライフスキルセッションの実施では、難しく感じることもあったかもしれませんが、この9ヵ月を一緒に乗り越えてきたコーチたちも大きく成長し、結束を強めることができたのではないでしょうか。

会場で集合写真

普段は別々に練習していたほかのチームの選手たちと顔を合わせ、お互いに意見を交換し、つながりをより深めることができた一日となりました。

「パス・イット・バック~タグラグビーで子どもの成長を支えるプロジェクト~」について詳しくはこちらのページをご覧ください