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体も心も揺さぶられた、ネパール訪問の旅

10月5日から1週間、20名の支援者の方が参加して「ネパール訪問の旅2018~チャイルドに会いに行こう~」が行われました。チャイルド・ファンド・ジャパンの支援を受ける学校やカトマンズのネパール事務所を訪問し、参加された皆さまはチャイルドたちや現地のスタッフと交流しました。

訪問の旅は、支援者の皆さまにチャイルドの様子、学校や国の状況などをご覧いただくこと、また、ご支援がどのように活かされているかを見ていただくことを目的としています。ネパールへの訪問の旅は、今回が初めての実施でした。これまでに行ってきたフィリピンの訪問の旅と比べて、支援地域までの移動手段や宿泊先の手配、現地での受け入れ体制などの心配がありましたが、大きな問題なく無事に終了しました。

ネパール山間部のでこぼこ道をジープで長時間走り、学校に到着すると、花束を持った子どもたちが出迎えてくれました。「ナマステ!」とあいさつを交わすと、悪路で疲れていた皆さまの表情も自然とほころびました。

子どもたちの歓迎を受ける参加者の方々

学校に入ると全校生徒がホールに集まり、歌や踊りなどで大歓迎してくれました。参加者の皆さまも「さくらさくら」や「むすんでひらいて」など日本の童謡を披露しました。初めて聞く日本の歌にネパールのチャイルドたちは興味津々でした。ご夫婦で参加されたお二人が二人羽織を披露すると、子どもも大人も、ネパール人も日本人も、皆大笑いして、会場が笑いの渦に包まれました。

参加者の皆さまで合唱を披露

次に訪れた学校では、参加者の皆さまとチャイルドたちと一緒に、校庭に花と苗木を植えました。チャイルドたちは赤や黄色の色鮮やかな花を見るたびに、日本から来てくださった皆さまのことをきっと思い出すことでしょう。日本の皆さまからのご支援で建設された安心で安全な学校に、花の彩りと支援者の皆さまのあたたかさが加わりました。チャイルドたちが「毎日通いたい!」と思える学校にさらに近づきました。

言葉はわからなくても、一緒に作業することで心が通じ合いました。

また、他の学校では、「ガッタ」と呼ばれるネパールの石ころ遊びや、日本から持ってきた折り紙や風船などで思い思いにチャイルドたちと交流しました。恥ずかしがりやのチャイルドたちも、優しく一緒に遊んでくれる参加者の皆さまとすぐに打ち解けました。狭い教室は笑い声と熱気に包まれ、誰もがもっと一緒にいたい、もっと一緒に遊びたいと思った一時でした。

子どもたちは折り紙や風船遊びを楽しんでいました!

校長先生が参加者の皆さまにお話しした感謝のスピーチが、現地のスタッフや、学校の先生たちの気持ちをよく表しています。

「皆さま、はるばる日本からネパールにおいでくださり、ありがとうございます。大地震が起きてから3年の間に、チャイルド・ファンド・ジャパンと現地の協力団体は、子どもたちのために大きな支援をくださいました。校舎ももう少しで完成する予定です。より安全で快適な学習環境で子どもたちが勉強できるようになります。

今日、皆さまを学校にお迎えできることを、本当に嬉しく思っています。皆さまにお会いできて、子どもたちはよりいっそうやる気を出して勉強に取り組むと思います。教師たちも、教育への意欲がさらに高まるものと思います。皆さまのご支援により、特に支援を必要としている子どもたちに良い変化がもたらされます。これからも、どうぞよろしくお願いいたします」。

今回の訪問の旅を通じて改めて実感したのは、スポンサーシップ・プログラムとは「人と人をつなぐ」支援方法である、ということでした。訪問の旅のあと、参加者の皆さまを対象にアンケートを実施しました。多くの方が「チャイルドと会えてよかった!」という感想を寄せてくださいましたが、同時に、「自分以外の支援者と知り合えてよかった」という声も多く聞かれました。

参加した方々は、年齢もお住まいも、また、職業もそれぞれ異なりますが、ネパールの子どもへのあたたかい気持ちは共通しています。皆さまが一緒にネパールを旅行して、同じ体験をして、想いを語り合い、つながることができたのは、今回の旅の大きな成果の一つです。

また、現地のスタッフにも訪問の旅の終了後に話を聞いたところ、次のように答えてくれました。「遠く日本からどんな方が支援してくれているのかと思っていたけど、実際に顔を見て、話をして、どんな方々か分かりました。皆さんの熱い思いと、くださった励ましの言葉を糧に、これからも子どもたちのための活動を進めます」。今回の旅は、ネパール事務所と協力団体のスタッフ、学校の先生たちにとっても、支援者の皆さまと「つながる」機会となりました。

参加者の皆さま、チャイルドたち、そして団体のスタッフにとっても、忘れられない旅となりました。

「ガタガタ道に体も揺さぶられたけど、心も揺さぶられた!」と話してくださった参加者の方がいます。皆さんも、次回の訪問の旅に参加して、体も心も揺さぶられてみませんか?

(コミュニケーション・マーケティング部 西村)