チャイルド・ファンド・ジャパン

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「子どものセーフガーディング方針」を策定しました。

11月20日は「世界子どもの日」です。1989年にすべての子どもの人権を保障する国際条約である「子どもの権利条約」が、国連総会で採択された日であることから制定されました。「子どもの権利条約」採択30周年を目前に、子どもたちを守る体制をより一層強化するため、チャイルド・ファンド・ジャパンは「子どものセーフガーディング方針」と「子どものセーフガーディングの行動規範」を策定しました。

これまでもチャイルド・ファンド・ジャパンは、子どもの支援に取り組む団体として、子どもの権利を守ることや子どもの保護を最優先として活動を行ってきました。団体の姿勢を明確にするための「チャイルド・プロテクション・ポリシー」の策定、「持続可能な開発目標(SDGs)」に子どもに対するあらゆる暴力の撤廃という目標を盛り込むための働きかけなど、子どもたちを暴力から守るために様々な取り組みを行ってきました。

近年、グローバル化や技術の発展などにともない、子どもたちを取り巻く環境が変化しています。子どもたちが直面する暴力のリスクは、国境を越えた犯罪にかかわるものから、インターネットを介したいじめや搾取まで、多様かつ複雑になっています。

今回新たに策定した「子どものセーフガーディング方針」と「子どものセーフガーディングの行動規範」は、従来の「チャイルド・プロテクション・ポリシー」に代わり、活動地域での支援事業や、国内での広報・啓発事業を含む団体のすべての活動において、子どもたちの権利と尊厳を守り、子どもたちがあらゆる危害から守られることを約束します。

活動にあたり役職員はこの方針を遵守し、多様化するあらゆる危害から子どもたちを守る意識をより一層高め、子どもたちが備え持つ可能性を実現できる安全な世界をつくるため、さらに力を入れて取り組んでいきます。

支援者でもあるGMOインターネットグループの皆さまや青山学院高等部の皆さまもこの取り組みを応援してくださっています。チャイルド・ファンド・ジャパンをご支援くださる皆さまにも、ご理解を賜りますよう心よりお願い申しあげます。

「子どものセーフガーディング方針」と「子どものセーフガーディングの行動規範」はこちらから、PDFファイルでご覧になることができます。