活動基盤強化のための法人格変更に向けて
いつもアジアの子どもたちへ、またチャイルド・ファンド・ジャパンへ、温かいご支援を賜り、誠にありがとうございます。
当団体は、多くの皆さまからのご支援・ご協力に支えられ、1975年の国際協力活動開始から、本年50周年を迎えました。この節目を機に、私たちは団体の歴史と現状、また、これからの団体のあり方、国際協力における国内外の変化を議論してまいりました。そして、先般、理事会および総会を開催し、現在の「特定非営利活動法人(NPO法人)」から「公益法人」へと、法人格の変更を進めていくことを決議いたしました。
公益法人は、社会に対する責任と透明性、内部統制や会計処理など、より質の高い組織運営・管理が求められる制度であり、活動の信頼性を社会に示すことができるものです。今回の法人格変更によって、私たちの活動をさらに社会に開かれたものとし、より多くの方にご参加いただき、子どもたちや地域、社会へより広くより質の高い支援を届けていきたいと考えております。
今回の変更は、あくまで法人格を変更するものであり、活動内容や目的、皆さまからのご寄付の使い道、スポンサーシップ・プログラムでのチャイルドとの交流などに、いっさいの変更はありません。
実際の法人格変更の時期は、行政の認可などの関係で明確には定まっておりませんが、2026年7月以降となる見込みです。法人格変更後は、寄付先が「公益財団法人チャイルド・ファンド・ジャパン」となり、皆さまにお届けする領収書が公益法人からのものとなりますが、公益法人も、認定NPO法人と同様、寄付金控除の対象であり、皆さまにはこれまでの税制上の優遇措置を受けていただくことが可能です。
今後も「子どもたちのために」という思いを胸に、より公益性の高い活動を行ってまいります。
引き続きのご理解とご支援を、心よりお願い申し上げます。


