チャイルド・ファンド・ジャパン

最新ニュース

【冬募金へのご協力のお願い】子どもたちの未来を閉ざさないために。

心優しいジョンの決心

チャイルド・ファンド・ジャパンが支援する、フィリピン北部オーロラ州の山間部にある小さな農村地域。そこで、お母さんと妹と暮らす12歳の少年ジョンと出会いました。

お父さんは小さい頃に家を出て、お母さんが一人でジョンと妹を育ててきました。苦しい家計はコロナ禍でさらにひっ迫。電気代節約のため子どもたちは短い時間しか勉強ができず、元々あった「貧困」の2文字はさらに重くのしかかりました。

そんなジョンは、いま、進学を諦めようとしています。ジョンは私の目を見てこう言いました。「お母さんの幸せが僕の幸せ。だから進学ではなく、高いお給料をもらえる仕事に早く就いて、お母さんを楽にして幸せにしたいんです。」

ジョンの真っ直ぐな眼差しに、彼の心優しく正義感の強い性格が垣間見えたようでした。本当は進学して学びたいけれど、その道を諦めなければいけないというのは、ジョンにとっては苦渋の選択です。

ジョンの家で、ジョン(左)の話を聞く井上(右)

子どもたちの未来を閉ざさない

私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、どんな状況下であっても、すべての子どもたちに未来の選択肢があるべきだと考えます。ジョンのような子どもたちの権利を守るため、学用品の支給などを通した教育支援に加え、家庭菜園の支援により、コロナ禍で職を失ってしまったり、収入が減ってしまったりした家庭を支えています。

貧困が理由で、子どもたちの未来が閉ざされてしまうことをなくしたい。そのためには、皆さまのご協力が必要です。

子どもたちの未来を閉ざさないために、ぜひご協力ください。

例えば

10,000円のご寄付で28家庭に家庭菜園のための作物の種子を配布することができます。

50,000円のご寄付で学校の子どもたち80人に学用品を支給することができます。

*2022年 冬募金」の欄に金額をご入力ください。
*
皆さまからのご支援はチャイルド・ファンド・ジャパンがおこなう活動全体に役立てられます。
*
チャイルド・ファンド・ジャパンは「認定NPO法人」として認定されており、寄付金控除が可能です。