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新型コロナウイルスで休校が続く中でも、前向きに歩む子どもたち

チャイルド・ファンド・ジャパンでは、事業地の協力センターと連携し、現地の状況や子どもたちの様子など、情報の共有・把握を行っています。新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が拡大するなか、フィリピンのセンターから届いた子どもたちの様子をお伝えします。

フィリピンの学校は、6月に新学年が始まりますが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため3月から休校の状態にあります。当初は、8月24日から遠隔による授業(オンライン・ラジオ・自宅学習等)再開が予定されていたため、ほとんど全ての子どもたちは進級・進学の登録が済んでいます。

しかしながら、マニラ首都圏で再び感染が広がっていること、また自宅学習の環境整備が万全でないことから、再開を10月5日に延期する、と教育省から発表がありました。

休校が続きますが、子どもたちは、再び友だちと勉強することを楽しみに、日々前向きに過ごしています。



上の写真では、分厚い科学の教科書を読み返したり(写真左)、英語の教科書を声に出して読む練習をしたり(写真右)、家にいる時間を使って、昨年度の復習をしています。



保護者が不在になる時間を家で過ごすことが増えた子どもも多くいますが、妹の面倒を見ながら近所の友達と勉強をしたり(写真左)、弟に本の読み方を教えたり(写真右)するなど、きょうだいと力を合わせて過ごしています。



この写真では、新学期に備え、ノートの未使用のページを貼り合わせています。無駄なく有効に使い切り、少しでも家計を助けたいとの思いです。



また、新年度への準備では、母親と一緒にハイスクール入学に必要な書類に記入したり(写真左)、母親に教えてもらいながら新学年の算数の予習を始めたりしている(写真右)子どももいます。

支援の一環で、保護者を対象とした研修も行っています。子どもの権利を実現するために、大人が果たす役割について学んだ保護者たちは、積極的に子どもの学校のことに関わっています。

長引く外出規制や休校措置、感染への恐怖、パンデミックの家計への影響などについて子どもたちは様々な不安を抱えています。チャイルド・ファンド・ジャパンでは、感染症対策と同時に子どもたちの心のケアにも取り組んでいます。