【冬募金のお願い】子どもたちに「働く」選択ではなく「学ぶ」機会を

フィリピンで出会った女の子
アシュリーのストーリー
チャイルド・ファンド・ジャパン東京事務所
藤井翼

家計のために自ら働くことを選ぶ子どもたち
「学校に行くくらいなら、働いて物売りをしたほうがいい。そんなふうに考える子どもが、ここにはたくさんいるのです。」こう話すのは、フィリピン・マニラ近郊の学校の先生。この学校には、マニラ近郊にある巨大スラム街に暮らす子どもたちが通っています。私は、そのうちの一人、アシュリーという9歳の女の子に出会いました。
「将来は先生になりたいの。だから学校を卒業したい。」笑顔でそう話してくれたアシュリー。ですが、一家は極度の貧困状態。1日の収入はわずか400ペソ(約1,040円)。政府が定める貧困ラインの半分の水準です。
話を聞き終えると、アシュリーは近所でお菓子を仕入れ、売り回り始めました。1つ売ってもわずか1ペソの稼ぎですが、彼女は家計を助けようと、自ら物売りの仕事を始めたそうです。

家族思いの彼女の姿に胸を打たれると同時に、「これが続けば、いつ学校を辞めて、働きに出てもおかしくない」そんな考えが頭をよぎりました。実際、フィリピンでは109万人もの子どもたちが働いているとされています*。貧困地域において、未来の暮らしよりも、目の前の生活が優先されることは、想像に難くありません。
*Philippine Statistics Authority
子どもの学ぶ権利を守るために
私たちチャイルド・ファンド・ジャパンは、アシュリーのような子どもが安心して学校に通い続け、将来への希望を育むことができるよう、家計を支える支援を届けています。小規模自営農業の立ち上げ支援、学用品を届け家計の負担を軽減する支援などを行っています。
子どもたちに「働く」選択ではなく、「学ぶ」機会を。どうか、子どもたちへ支援の手をお貸しください。
- 皆さまからのご支援はチャイルド・ファンド・ジャパンが行う活動全体に役立てられます。
- チャイルド・ファンド・ジャパンは認定NPO法人として認定されています。ご寄付は寄付金控除の対象となります。
チャイルド・ファンド・ジャパンは、子どもたちが働きに出ることなく、学校に通い続けられるよう支援をします。
支援によって学び続け、「先生になる」という夢をかなえたライカさん

皆さま、こんにちは。元支援チャイルドのライカです。支援を受けられると分かったときは、学校に通い続けられると安心すると同時に、将来への希望が芽生えました。支援によって無事に卒業し、今は、夢をかなえて、学校の先生として、子どもたちに学ぶことの素晴らしさを伝えています。
例えば
10,000円のご寄付で2人の女性に研修を実施し、小規模自営農業の立ち上げを支援できます。
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50,000円のご寄付で22人の子どもたちに学用品や運動着などを提供し、元気に登校できるようにします。
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